懐かしのフォークソング!その時あなたは? Part3
この時代、『冬が来る前に』など学校の教科書に載るような健全な曲や、『ふれあい』のようなドラマの劇中歌やタイトルバックに使われるような名曲が排出されていました。
List
- 1.さよならコンサート
- 2.想い出がいっぱい
- 3.ふれあい
- 4.白い冬
- 5.SACHIKO
- 6.時代おくれ
- 7.冬が来る前に
- 8.ふりむかないで
- 9.なのにあなたは京都へゆくの
- 10.地下鉄にのって
- 11.銀の雨
1.さよならコンサート
クラフト 1975年 作詞・作曲:さだまさし
さだまさしは、グレープが「朝刊」をリリースする際、「さよならコンサート」とどちらをA面にするかを話し合った結果、A面は「朝刊」になったため、「さよならコンサート」の方は温存しておこうということになったが、「クラフトが強引にかっぱらっていってしまった」と語っています
2.想い出がいっぱい
あだち充原作アニメ『みゆき』の主題歌に起用された楽曲で、中学校や高校の音楽の授業や合唱コンクールで選曲されることも多く、幅広い世代に知られている楽曲です。
3.ふれあい
同年放送の日本テレビ系ドラマ『われら青春!』の挿入歌(劇中歌)でした。中村扮する沖田先生が下宿のベランダで弾き語りしていました。ドラマのヒットとともに累計売上は170万枚に達し、今も歌いつがれています。
4.白い冬
ふきのとう 1974年 作詞:工藤忠幸 作曲:山木康世
北海道出身のフォークデュオ、ふきのとうのデビュー曲です。名曲によくあるように数人がカバーを出しています。
5.SACHIKO
ばんばん 1979年 作詞:小泉長一郎 作曲:馬場章幸
ばんばひろふみが1978年にバンバンを解散後、自身ソロ歌手として、1979年9月21日にリリースした4枚目のシングルです。75.1万枚を売り上げる自身最大のヒット曲となりました。
6.時代おくれ
白鶴酒造のコマーシャルソングに起用された楽曲で、流行を追った「トレンド」なる言葉がはやりつつあった時代に、「時代おくれの男になりたい」とあえて綴られました。
7.冬が来る前に
この曲は発売されるとラジオを中心にヒットとなりTBS『ザ・ベストテン』にも出演(1978年3月)し、この曲によりグループの知名度は全国的となりました。また、日本の学校の音楽の教科書に掲載され、合唱曲の定番となっています。
8.ふりむかないで
シモンズ 1971年 作詞・作曲:谷村新司
大阪府出身の女性デュオで、シモンズの名前は二人がファンであった「サイモン&ガーファンクル」のサイモン(Simon)をローマ字読みしたものだそうです。
9.なのにあなたは京都へゆくの
チェリッシュ 1971年 作詞:脇田なおみ 作曲:藤田哲朗
当時は「ファルセットで売れたためしはない」とされていて、宣伝用のポスターやチラシも制作されませんでしたが、翌1972年に入ってからロング・ヒットを記録し、累計では35万枚を売り上げ、京都府京都市のご当地ソングの代表曲としてもよく知られています。
10.地下鉄にのって
早稲田大学のカレッジフォークグループから発展し、同じ早大出身の後藤由多加が吉田拓郎らと設立したユイ音楽工房に参加して、拓郎のバックバンドを1年半務めていました。
11.銀の雨
松山千春の作品のなかでも名曲の一つとされていますが、2枚目のシングルレコード「かざぐるま」のB面に収録されたのが「銀の雨」でした。