富士山・御殿場1泊4日爆弾ドライブ行きました!!
関西人にとって富士山は憧れ以外のなにものでもありません。しかしその雄姿を見れる見れないは天候次第、運次第、出発すればそれこそ、後は野となれ山となれ、思う存分堪能すべく、高速道路深夜割引活用で、京都~富士山1泊4日爆弾ドライブを敢行しました。
目次
- ①富士山を富士川SAから
- ②富士山を田貫湖から
- ③富士山をコンビニから
- ④富士山を富士仏舎利平和公園から
- ⑤富士山麓の東山旧岸邸
- ⑥富士山を御殿場プレミアム・アウトレットから
- ⑦富士山をごてんば市温泉会館から
- ⑧富士山麓の道の駅 ふじおやま
- ⑨富士山を山中湖からの夕景
- ⑩富士山を秩父宮記念公園から
- ⑪富士山麓の道の駅すばしり
- ⑫富士山麓の駒門風穴
- ⑬富士山を御殿場市富士山交流センターから
- ⑭富士山を御胎内(おたいない)温泉 健康センターから
- ⑮京都~富士山1泊4日爆弾ドライブのまとめ
富士山がよく見えるとなれば、新幹線富士川鉄橋をはじめ、浜名湖、三保の松原、千本浜公園、黄金崎と太平洋岸沿いでも有名な場所はたくさんあります。
これまでは、運良くそれぞれに好天に恵まれありがたく拝見させて頂きましたが、この度は、どこでも富士山が見えると人の言う御殿場を中心とした周辺をドライブしてきました。
①富士山を富士川SAから
高速道路深夜割り引きを利用すべく午前0時から午前4時に高速道路を通るように京都南部の自宅をを出発、往路も復路も同じでは芸がなく、行きは東名、帰りは新東名として、真夜中を一路東進し、御在所SA、刈谷ハイウェイオアシス、浜名湖SAなどでたっぷり休憩をとって富士川SAに到着しました。
富士川SAからの夜明けの富士山
夜は薄っすらと明けてきましたが、富士山はまだ闇に包まれ、拝むことはできません。お天気は快晴ながらあたりはまだ薄暗く、せっかくの超有名富士山眺望休憩スポットではありますが「道の駅富士川楽座」の開店はずっと先、とのことで、次の予定地田貫湖へ向かうことにしました。
富士山ビュースポットとして有名であり、富士川越しに仰望する富士山は観るものを圧倒します。東名高速のサービスエリアであるがゆえに、ドライバーがゆっくりと富士山を堪能するには格好の場所となっています。道の駅 富士川楽座と直結しています
②富士山を田貫湖から
富士ICで東名高速とお別れし、139号線を北上します。夜は明け始め幸いにも空は快晴、正面の富士山がだんだん大きくなってきて同乗者ははしゃぎ出しました。
やがて富士山が右手に見えるようになると、白糸の滝の看板がありました。今回は富士山が目的なので素通りして、田貫湖に向かいます。
田貫湖遠景
田貫湖は広大な朝霧高原の一角に位置し、富士山の全景を真東に仰ぎます。東西1km、南北0.5km、周囲4kmの湖水は霊峰富士はもちろん、伝説をひめた天子ヶ岳を映し、まさに神秘的な湖です。
湖畔には桜や各種ツツジのほか、北側には広葉樹林も広がり、春の桜から秋の紅葉まで、雄大な富士山をバックに美しい風景画が広がっています。
恵まれた環境の中でのキャンプ、ボート遊び、ハイキングには最高の地です。また、ヘラブナ釣りのメッカとして全国的に有名です。
湖畔は、まだ早い時間なのに、キャンプする人、釣りをする人で結構にぎわっていました。すでに日は高く上り、富士山は逆光で写真になりませんでした。キャンプ場はともかく対岸のサイトは釣り客で駐車もままならず、早々に退散して御殿場方面に向かいます。
③富士山をコンビニから
田貫湖から国道469号線を一路御殿場へ、小1時間走ったところでまことに都合よくコンビニがありました。
ファミリーマートに替わる前のサークルケイ時代のコンビニ
見上げると富士山、あたりはすすき野、すそ野の林の中を走って来たので景色が急変、別世界の様にも思えます。青空と富士山、天候に恵まれ運の良さに感謝感謝です。
小休憩の後、時間調整しながら御殿場市街の東山地区にある仏舎利平和公園と安倍総理大臣のお爺さまの元岸信介総理大臣の隠居邸宅、旧岸邸へ向かいます。
途中アウトレットの近くを通りますが、もうすでにあちこちのアウトレット場外駐車場の呼び込みが手を振っています。嫌な予感がもします。
④富士山を富士仏舎利平和公園から
ここからの富士山眺望も絶景で、桜やツツジの季節も最高です。
1964年に、御殿場市出身の三徳の社長の堀内定良が私財を投じて開いた公園で、日本山妙法寺や、日本庭園がある。仏舎利塔には、インドのジャワハルラール・ネルー首相から贈られた仏舎利が納められている。園内には東アジア・東南アジア・南アジアの狛犬やシーサーや獅子が飾られている。
⑤富士山麓の東山旧岸邸
駐車場から茅葺の門屋を抜け鬱蒼とした杉林を思いのほか歩くとロータリー風の車回しが現れましたが、お屋敷といった雰囲気ではありません。
旧岸邸山門
しかし中を見学すると、さすがに元首相の隠遁生活の屋敷、広大な庭を望んだ広い居間や食堂は、普通のお屋敷ではありません、また、案内の女性が親切に説明してくれるばかりか、何枚もの重そうなガラス戸を全開にしてくれました。
岸邸庭園
敷地内にとらや工房があり、茶房で一服も魅力的なのですが、次に食事なのでパスすることになります。後で、気が付いたのですが市内にもとらやのアンテナショップもあるのですが、こちらの茶房の方がリーズナブルであったような気がします。
⑥富士山を御殿場プレミアム・アウトレットから
嫌な予感は的中して、東名高速沿いの駐車場への道は長蛇の列、さっさと退散して目を付けていた場外駐車場へハンドルを切ります。
案の定余裕で駐車でき、シャトルバスもすでに待っててくれてました。このシャトルバスの運転手さんが秀逸で、ほとんどお笑い芸人みたいなのですが感じ良くとんだもうけものでした。
ここまでは順調なのですが、お目当てのイタリアンレストランはまだ11時を回っただけなのにもう行列が出来ています。せっかくなので小一時間待って食事をすませ、あちこちウインドショッピングして退場しました。
⑦富士山をごてんば市温泉会館から
さすがに、寝てないのでここいらで大休止と日帰り温泉施設に向かいます。源泉100% 美肌の湯とうたっています。施設の前の駐車場はすでに満杯で少し離れた第2駐車場に停めます。
入り口で入場券を買いますが、JAFの会員割引で500円のところを50円引いてくれます。銭湯より安いのにすっごく得した気分になりました。
ごてんば市温泉会館玄関 くつろぎの大広間
おおらかに細かいことを気にしなければとってもリーズナブルで湯よし、眺望よしでお値打ちです。
湯船からの絶景
昔の銭湯の壁には富士山がよく描かれていましたが、ここは窓から本物の富士山を眺めることができます。
疲れた体をちょっと熱い目のお湯で癒し、大広間の無料休憩所で一寝入りすると疲れも吹っ飛びました。ここで時間調整をし、ちょこっと静岡をはなれて山梨県の山中湖へ向かいます。
⑧富士山麓の道の駅 ふじおやま
国道246号線沿いの道の駅で、足柄山の金太郎由来のお土産から地元特産品の販売所、リーズナブルなレストラン、ファーストフードスタンドなど申し分ありません。
立地からか大型トラックがたくさん駐車していました。富士山に向かって何も遮るものがなく、お天気のいい日なら、ここでも富士山が丸々全部見えます。
道の駅の全容 売店
⑨富士山を山中湖からの夕景
国道147号線から730号線のけっこうな山道を山中湖へ向かいます。山中湖へ下ってくるともう日は傾いて、日没ではないものの、富士山に隠れてしまっています。
富士山が見事に見えるところは、湖岸に降りるまでに2・3箇所あり、どこも、もう人で一杯、片側1車線なのに路肩に何台も停車していて走りにくいことこの上ありません。
それにしても太陽を背負った富士山も素晴らしく、混雑するのも理解できます。大イチョウと夕景で有名な寿徳寺があるのですが駐車場を通り過ぎてしまったので、潔く諦めて、次のビュースポットの長池親水公園へ向かいます。
長池親水公園駐車場
国道729号線(マリモ通り)沿いの長池親水公園の駐車場は細長く幅が狭いためこの時間、夕暮れは富士山を見るために混雑し辛抱強く待たなければなりません。
しかし、そのかいあって夕景は素晴らしく、まるで絵ハガキか絵画を見るようです。
夕暮れの山中湖
この後はあの曲がりくねった山道を引き返す気力もなく東富士五湖道路を通って御殿場に帰りました。
翌日は、あまり天気も良くなく、出来るだけインドアで行けるように予定を変更します。とはいっても高速道路の深夜割引を利用するには、御殿場で18時頃まで過ごすことになります。
⑩富士山を秩父宮記念公園から
種々の花や樹々植栽、茶所、休憩所、お土産売店と熟年世代にとってはまことに落ち着ける空間になっていました。
秩父宮記念公園エントランス
秩父宮同妃両殿下の御別邸跡地を整備し、平成15年にオープンした歴史公園です。 樹齢約130年の枝垂れ桜をはじめとするメモリアルガーデンや、享保8年(1723年)建築の茅葺きの母屋内を1年通して見学できます。
⑪富士山麓の道の駅すばしり
富士山周辺に数ある道の駅でも、富士山に一番近い道の駅だそうで駐車場はとても広く、ここでも大きな富士が建物に被さるように見えます。足湯もあってそこからも富士山がよく見え、ドライブの疲れが吹っ飛んでゆきます。
道の駅前景 足湯
レストラン、地域産品販売コーナーもあるのですが、情報交流コーナーや、東口本宮浅間神社の由来や歴史を知ることができるコーナーもありました。
⑫富士山麓の駒門風穴
こんなものが市街地の地下にあることが驚きですね。
入口に 入口へ 入口より
最大級で最古の溶岩洞窟、富士山の爆発とともにできた溶岩洞窟のひとつで、総延長409メートルと規模も富士山麓では最大級。約1万年前の三島溶岩流によってでき、富士山では最古の溶岩洞窟です。
⑬富士山を御殿場市富士山交流センターから
富士山にぐんと近づいてはいるものの、あいにくの雨。富士山の成り立ち、ジオラマ、自衛隊の広報DVD、お土産物色と結構楽しい時間がすごせます。
「遊んで、学んで、癒されて」をテーマにした複合公園施設。広場からは四季を彩る花々越しに雄大な富士を望める。天空シアターでは、最新鋭の技術を駆使した直径6mの富士山麓模型の立体スクリーンに、刻々と変化する自然の表情をCG映像でリアルに再現。270インチの大型スクリーンで、富士山世界遺産や富士山の歴史がCGや実写の映像で学べる。園内にはローラースライダーや、ぴょんぴょんランドなど、家族で楽しめる遊具が充実した「冒険の丘」や、ヘリコプターの展示広場など、おたのしみスポットがいっぱい。富士山土産や自衛隊グッズのある売店での買い物も楽める。
建物前景 センター全容
⑭富士山を御胎内(おたいない)温泉 健康センターから
交流センターに隣接した施設でここでまたゆっくりと時間をすごし、復路の鋭気を養います。
富士山のふもとより湧き出る源泉の湯は、身体を芯から温め、日々の疲れを癒します。雄大な大自然と富士山を見ながらの露天風呂は、心も身体も癒してくれる至福のひとときとなります。
エントランス 露天風呂 休憩所
⑮京都~富士山1泊4日爆弾ドライブのまとめ
静岡の温泉といえば伊豆半島をイメージしていましたが、御殿場市内に日帰り温泉はリーズナブルなものからゴージャスなものまでそろっていて、おまけに富士山がどこでも見えるのでした。
帰りは、御殿場IC、新東名高速道路を西進し、東名阪国道の亀山ICを午後12時に出れるように、調整しながら帰ると、1泊4日のドライブとなりましたが、天気に恵まれ、時間の余裕と温泉で思いのほかゆったりとしたドライブでした。