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『西国三十三所』車で巡礼、古希まじかCOPDオジサンの旅!(準備編)

昨年、四国八十八ヶ所のお遍路を結願し調子に乗った古希(70歳)まじかCOPD(閉塞性慢性肺疾患)持ちは、西国三十三所にチャレンジしました。

そこで、初心に帰り、今一度、縁起、作法の勉強から初め、因習に従い、無理なく巡礼することにしました。

まずは、本編を「縁起・準備」の為とし、続編として紀行遍に繋げようと思います。

西国三十三所巡礼にそこまでの蘊蓄が必要かはともかくとして、心がけや知識として携えようと思います。

 

目次

 

 

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西国三十三所 第一番青岸渡寺

 

1.西国三十三所とは

その歴史は四国八十八ヶ所遍路よりも古く、養老2年(718年)に長谷寺の開山徳道上人が、病にかかって仮死状態になった際、冥土で閻魔大王と出会います。

閻魔大王は、世の中の悩み苦しむ人々を救うために、33の観音霊場を開き、観音菩薩の慈悲の心に触れる巡礼を勧めなさいと、起請文と33の宝印を授けました。

現世に戻った徳道上人は、閻魔大王より選ばれた33の観音霊場の礎を築かれましたが、当時の人々には受け入れられず、33の宝印を中山寺の石櫃に納められました。

 

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   徳道上人像


それから約270年後、途絶えていた観音巡礼が、花山法皇によって再興され、時代が下がるにつれて、観音巡礼は伊勢参りや熊野詣とも結びついて庶民の間に広がっていきました。

 

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   花山法皇肖像

 

「観音経」に観音様は33の姿に変わり、世の中の人々をもれなく救うと書かれています。それに因んで三十三所という数字が定められたそうです。

地図

 

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それに加えて「番外」と呼ばれる「法起院」(徳道上人の隠棲所)、「元慶寺」(花山法皇が出家得度したお寺)、「花山院菩提寺」(法皇の隠棲所)をもあわせて参拝するのが一般的です。

観音様は、出家する前の釈迦の姿で表され、宝冠や装身具を付けて、優美で華麗な仏像が多いので、男女を問わず人気があります。西国三十三所のご本尊として祀られているのは、聖観音を初め7種類の観音様です。

御朱印は、徳道上人が閻魔大王から授かった33の宝印が起源といわれています。閻魔大王の約束の証である宝印を三十三所のすべての寺院で集めると、極楽浄土への通行手形となり、また、御朱印は札所本尊の分身とされています。

 

1.巡礼の順番

一番札所から順番に巡礼する必要はなく、番外についても三十三所巡礼の間に参拝しても問題ありません。 豊山 法起院長谷寺と、合わせて廻るのがいいでしょう。

そもそも三十三カ所の順路は色々とあって、最も古い記録の天台座主(ざす)行尊の「三十三所巡拝手中記」では、一番が長谷寺、三十三番は三室戸寺になっています。
それ以外にも、長谷僧正の「参詣次第」、覚忠大僧正の「三十三所巡礼記」がありますが、これらも 青岸渡寺を一番、三室戸を三十三番にしていますが巡拝の順序はまったく異なっています。 ほかにも中山寺や六角堂が一番にしているものなど色々とあったようです。

現在の順路になったのは、室町時代から江戸時代にかけてと言われています。 これは、関東から伊勢神宮を参拝し、その後、那智へ向かい近畿を一巡して帰ってくるのが 最も便利だったためと考えられています。


2.準備

かつては、白衣(びゃくえ)に笈摺(おいずる)を重ねて、手甲・脚絆、菅笠をかぶり、地下足袋はいて杖を持つというのが巡礼のスタイルでした。白装束は、死に装束の代わりに身につけたといわれます。巡礼の途中で行き倒れて死ぬこともあったからです。しかしながら、現在では、普通の服装に笈摺と輪袈裟(わげさ)を重ねるだけの人や、それもしないという人も増えています。

ただ、山道を歩くことや石段を上ることもままあるので、靴はスニーカーやウォーキング・シューズなどの歩きやすく、滑りにくいものがいいでしょう。また、日焼けや虫刺されの予防のためにも、長袖・長ズボンをおすすめします。

かといってお参りするのですからジーンズまではいかがなものかとも思います。


1)笈摺(おいずる)

はんてん状の上衣のことで、昔は旅の小物や仏具を入れた笈(箱状のもの)を背負っていました。その笈で白衣が擦れるのを防ぐものだったため、この名前があります。西国巡礼では、背中に「南無阿弥陀仏」か「南無観世音菩薩」の文字が入っているものを着ますが、四国遍路の「南無大師遍照金剛」と書いてあるものを着ても差し支えありません。

 

 
2)輪袈裟(わげさ)

首からかける略式の袈裟のことです。「奉順拝観音霊場」「南無観世音菩薩」などの文字が入っているものもあります。道中では荷物の中にしまっておいて、参拝するときに身に着けます。
食事やトイレの時ははずします

 


3)金剛杖(こんごうづえ)

観世音菩薩の分身とされます。上部に卒塔婆状の窪みがあり、昔は巡礼の途中で亡くなると墓標の代わりに使われました。

 


4)菅笠(すげがさ)

観世音菩薩とともに巡るという意味の「同行二人(どうぎょうににん)「迷故三界城、悟故十万空、本来無東西、何処有南北」の偈文(けいぶん)が墨書きされています。日除けや雨除けになり、菅笠は付けたまま堂内で参拝できます。

一般の帽子の場合は門に入るときや堂内で参拝するときには脱ぎます。

 

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5)経本(きょうほん)

経本とは「経文(きょうもん)」(お経)を書いた本のことで、 独特な製本方法を取り、経折りという折り本になっています。 お経は覚えていてもできるだけ経本を持ち、経文を目で追いながら読誦するのが基本です

 

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6)念珠(ねんじゅ)

念珠とは珠(たま)を一つ繰る毎に仏を念ずることが由来します。 毎回の支度のことを考えると、巡礼用に1つ念珠を用意することをお勧めします。 合掌の際は軽く摺り合わせますので、長数珠を用意するのがいいでしょう。


7)頭陀袋(ずだぶくろ)・山谷袋(さんやふくろ)

教本、数珠、納経帳、納札ローソク、線香、ライターなど参拝に必要な小物を入れるためのバッグです。
最近では、リュックサックの人も多く見られます。

 

 


8)納札(おさめふだ)

西国では、白い納め札を使用します。住所(詳しく書かない方がよく、都道府県や市区町村程度でよい)、氏名巡回月日(日付は吉日と書いてもよい)裏に「為 病気平癒」「為 学業成就」などと願い事を書きます。
本堂または観音堂の「納札入」と書いた箱に入れます。

 

  


9)納経帳(御朱印

本来は、写経した般若心経を札所に納めた証として、納経帳に「奉納・本尊名・寺名」の3種類の朱印をいただくものです。現在では写経の代わりにお経を唱えて記帳していただきます。
納経(御朱印)にはそういう意味があることを心得て、お参りしてから納経帳に御朱印をいただきます。
納経帳は300円、掛け軸は500円、笈摺は200円で御朱印をいただけます。

2017年1月1日~2020年の記念事業終了までは、西国三十三所草創1300年記念「特別印」も押していただけます。

 

   


10)散華(さんげ)

御朱印をいただくと、各お寺のご住職が書かれた文字の散華をいただけます。
台紙に貼ると観音経の一節が出来上がります。台紙は、通販もしくは札所の納経所で購入できるところもあります。

 

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また、納経時には、ご本尊を描い短冊「御影」(おみえ)を購入できます。

さらに、西国三十三所霊場公認先達と同行時のみ「御詠歌符」をいただけます。


3.お参りの作法

1)門前で合掌

これからお参りさせていただきます。という気持ちを込めて合掌します。

右手は仏の象徴で、清らかなものや知恵を表し、左手は衆生、つまり自分自身であり、不浄さを持ってはいるが行動力の象徴となります。
両手を合わせることにより、仏と一体になることや仏への帰依を示すとされます。

イ)堅実心合掌

両手の平および指をまっすぐに伸ばしてずれや隙間のないようにぴったりと合わせます。素直で偽りのない祈りの心を表現するとされています。

ロ)虚心合掌

手の平と手の平の間に、少し隙間ができるように合わせます。子どものような穢れのない心を表現するとされています。

ハ)金剛合掌

指を少し開き、交互に組むようにして右手を上(手前)に手の平を合わせます。より強い仏への帰依を表すとされ、帰命(きみょう)合掌とも呼ばれます。

 

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2)手を洗い、口をすすぐ

本堂に行くまでの間に、手水場(ちょうずば)があるので、そこで手を洗い、口をすすいで身を清めます。 鐘をつけるお寺の場合は、お参りをする前に行う。1回つきます。

右手に柄杓をもち、水を汲みます(わりと多め)。
左の手のひらに水を注ぎ、清めます。 
次に柄杓を左手に持ち替えて、右の手のひらに水を注ぎ、清めます。
柄杓を右手に持ち替えて丸めた左手の手のひらに、水をため、口をすすぎます。
すすいだ水を飲み込まないで、左手で口元を隠し、出します。
また左手の平に、水を注ぎます。
残った柄杓の水を柄を下にして、持ち手を洗います。
これを1回のお水でします

 

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3)線香・灯明

身支度を整えて、本堂に向かいます。輪袈裟をつけ、数珠を手にかけます。
帽子はとりますが、菅笠はかぶったままでかまいません。

本堂または観音堂で、灯明(ローソク)と線香をあげます。(灯明・線香の順番は、どちらからでもかまいません。

ローソクを1本灯すことによって観音さまの知恵を授かれるものとされています。
線香は3本立て、観音さまの徳をいただき、仏・法・僧を香でもてなすものとされています。

種火もしくは持参したライターで火をつけるようにし、人が立てたローソクから火をもらうことは、人の願いを取ってしまうことになり絶対にしてはいけないものとされています。
ローソクは上の段や奥の方から立て、線香は中心から立てるようにし、後の人がやけどをしないように配慮します。。

 

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4)納札

本堂前に納札を入れる箱が設置されていて、そこにあらかじめ住所・氏名を書いておいた納め札を入れます。写経を持参した場合も、所定の箱に納めます。

 

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5)さい銭

さい銭箱に近づき、小銭を静かに落とします。


6)鰐口(わにぐち)

鰐口は、観音さまに来意を告げるために鳴らし、緒を振って鳴らすのが基本です。 その後、合掌して祈願します。

ご本尊とつながる五色線や五鈷などが置いてあればぜひ触れましょう。

 

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7)読経

数珠を左手にかけ、お経本を手にしてお唱えします。 邪魔にならないように、左右のどちらかによります。 読経のはじめと終わりには、数珠をすりあわせ、合掌し、三礼します。

お経を唱えられない人は、最低でもご本尊のご真言を3回唱えてからお願いごとをします。ご真言はそれぞれ観音様の種類によって違っていて本堂の見えるところに書かれています。


8)納経帳に

お願いしますと告げ、納経帳を差し出し、朱印をいただいて、終わったら両手で受け取ります。

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9)山門で一礼

山門を出るときには、本堂に向かって一礼します。

 

4.読経の一例

1)開経偈(かいきょうげ) 1回

無上甚深微妙法
(むじょうじんじんみみょうほう)
百千万劫難遭遇
(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持
(がこんけんもんとくじゅじ)
願解如来真実義
(がんげにょらいしんじつぎ)


2)懴悔文(さんげもん) 1回

我昔所造諸悪業
(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡
(かいゆうむしとんじんち)
従身語意之所生
(じゅうしんごいししょしょう)
一切我今皆懺悔
(いっさいがこんかいさんげ)


3)般若心経  1回


4)観音経 あるいは 延命十句観音経  1回

観世音 南無仏
(かんぜおん なむぶつ)
与仏有因 与仏有縁
(よぶつういん よぶつうえん)
仏法僧縁 常楽我浄
(ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう)
朝念観世音 暮念観世音
(ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん)
念念従心起 念念不離心
ねんねんじゅうしんき ねんねんふりしん)

5)ご本尊真言   3回または7回


6)御詠歌

仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、旋律=曲に乗せてお唱えするもので、一般には花山法皇の西国巡礼時に始まったとされています。


7)回向文(えこうもん)

願以此功徳
(がんにしくどく)
普及於一切
(ふぎゅうおいっさい)
我等與衆生 
(がとうよしゅじょう)
皆共成佛道
(かいぐじょうぶつどう)

読み下し文
願わくは此の功徳を以て、
普く一切に及ぼし、
我等と衆生と、
皆共に仏道を成ぜん


最後に願い事を祈願します。

 


5.札所一覧

  番  山号   寺号  通称/別称   札所本尊   開扉時期    宗旨
  1 那智山 青岸渡寺 那智山 如意輪観音 年3回 天台宗
  2 紀三井山 金剛宝寺
護国院
紀三井寺 十一面観音 50年毎 救世観音宗
  3 風猛山 粉河    - 千手観音 開扉なし 粉河観音宗
  4 槇尾山 施福寺 槇尾寺 千手観音 常時 天台宗
  5 紫雲山 葛井寺 藤井寺 千手観音 毎月18日 真言宗御室派
  6 壺阪山 法華寺 壺阪寺 千手観音 常時 真言宗
豊山系単立)
  7 東光山 龍蓋寺 岡寺 如意輪観音 常時 真言宗豊山派
番外 豊山 法起院 徳道上人廟     -    - 真言宗豊山派
  8 豊山 長谷寺 初瀬寺 十一面観音 常時 真言宗豊山派
  9   - 興福寺(南円堂)    - 不空羂索観音 10月17日 法相宗
 10 明星山 三室戸寺 御室戸寺 千手観音 不定 本山修験宗
 11 深雪山 醍醐寺上醍醐・准胝堂)    - 准胝観音 5月15日 - 21日 真言宗醍醐派
 12 岩間山 正法寺 岩間寺 千手観音 不定 真言宗醍醐派
 13 石光山 石山寺    - 如意輪観音 33年毎 東寺真言宗
 14 長等山 園城寺
観音堂
三井寺 如意輪観音 33年毎 天台寺門宗
番外 華頂山 元慶寺    -     -    - 天台宗
 15 那智山 観音寺 今熊野観音寺 十一面観音 9月21日 - 23日 真言宗泉涌寺派
 16 音羽山 清水寺    - 千手観音 33年毎 北法相宗
 17 補陀洛山 六波羅蜜寺    - 十一面観音 辰年 真言宗智山派
 18 紫雲山 頂法寺 六角堂 如意輪観音 不定 天台系単立
 19 霊麀山 行願寺 革堂 千手観音 1月17日 - 18日 天台宗
 20 西山 善峯寺 よしみねさん 千手観音 毎月第2日曜 善峯観音宗
(天台系単立)
 21 菩提山 穴太寺 穴穂寺
菩提寺
聖観音 33年毎 天台宗
 22 補陀洛山 総持寺    - 千手観音 4月15日 - 21日 高野山真言宗
 23 応頂山 勝尾寺 弥勒 千手観音 毎月18日 高野山真言宗
 24 紫雲山 中山寺 中山観音 十一面観音 毎月18日 真言宗中山寺派
番外 東光山 花山院
菩提寺
尼寺のお寺     -    - 真言宗花山院派
 25 御嶽山 清水寺 播州清水寺
清水さん
千手観音 常時 天台宗
 26 法華山 一乗寺    - 聖観音 不定 天台宗
 27 書寫山 圓教寺 西の比叡山 如意輪観音 1月17日 天台宗
 28 成相山 成相寺 成相さん 聖観音   真言宗
(古義系単立)
 29 青葉山 松尾寺 まつのおさん 馬頭観音 不定 真言宗醍醐派
 30 厳金山 宝厳寺 竹生島宝厳寺 千手観音 60年毎 真言宗豊山派
 31 姨綺耶山 長命寺    - 千手観音
十一面観音
聖観音
不定 単立
 32 繖山 観音正寺 仏法興隆寺 千手観音 常時 単立(天台系)
 33 谷汲山 華厳寺 たにぐみさん 十一面観音 不定 天台宗

 

6.車巡礼一例

札所番号に準じて参拝しても問題なく廻れますが、各自の都合と周辺観光や興味によって工夫するといいでしょう。


yahoo!知恵袋」にでていた記事を参考にしますが、最初と最後は番号通りに、特に最後は結願の証をいただいて満願成就としたいものです。

 

ベストアンサー
gra********さん

2012/10/26 1:28

アタシが名古屋から日帰りで巡る、幾つかの区切りパターンを示します、
西国のお寺を含め、一般的にお寺は朝0830~夕1630までが拝観時間です。
(終いが遅い、興福寺清水寺円教寺、始まりが遅い醍醐寺などもありますが・・・)

朝、0830最初のお寺に到着、夕1630に勤行を終え納経所に行ける感じの行程を
その日、巡る順番に示します。

京都滋賀のお寺でラップしてるのは、
複数のパターンを、その時の気分を交えて変えるからです。

1、青岸渡寺。(名古屋から日帰りは、ここは一箇所しか無理です。)
2、葛井寺施福寺粉河寺-紀三井寺。(少々駆け足の行程です。)
3、長谷寺法起院-岡寺-壷阪寺-興福寺。(ラストに興福寺がポイントです。)
4、華厳寺宝厳寺観音正寺長命寺。(華厳寺は近いからホントは最後にココだけ別に残したい。)
5、三井寺石山寺岩間寺三室戸寺醍醐寺
6、総持寺勝尾寺中山寺-花山院。(少々駆け足)
7、円教寺一乗寺播州清水-花山院。(花山院を6と7のどちらに組み込むかで、余裕に差が出ます。)
8、元慶寺-革堂-六角堂-六波羅蜜-観音寺-清水寺(最後に観音寺から清水寺がポイント)
9、三室戸寺醍醐寺-観音寺-六波羅清水寺。(やはり最後は清水)
10、元慶寺清水寺六波羅善峰寺穴太寺
11、松尾寺-成相寺。(この二か寺もココだけと割り切ったほうが良い)

 

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西国三十三所 第三十三番 華厳寺

 


7.まとめ

西国三十三所巡礼を検索すると、ツアー広告を含めて山ほど出てきました。それだけポピュラーということでしょうか。

興味あるところを書き出してみましたが、けっこう長くなりました。

すでに、一番から始め、次に二番、三番、六番、七番と廻りましたが、菅笠・装束をまとった人は一人もいず、本堂でご朱印をいただいている人はあっても、お経を唱えている人はいませんでした。

四国八十八ヶ所のお遍路とはかなり違った雰囲気であることは確かですが、納札を入れて、御朱印を集め、最後に満願の証をいただくことを目標とするならば、単なるスタンプラリーとせず、般若心経を小声で唱えてお参りすることにしました。