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「美濃焼」と道の駅2か所『道の駅 志野・織部』『道の駅 土岐美濃焼街道 どんぶり会館』行きました!

岐阜県には56ヶ所の道の駅があるそうです。中でも美濃焼が売りの道の駅が人気ランキングのベスト10に2ヶ所も入っていて、しかもごく近くに隣接しています。道の駅好きで、瀬戸物好きの、いや、ここでは陶磁器好きに引っ張られてまとめて行ってきました。

 

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美濃焼は、岐阜県東部に位置する東濃地方の3つの市、多治見市・土岐市瑞浪市で主に生産される陶磁器のことです。3市には産地がいくつもあり、それぞれの産地で特色のある陶磁器を作っています。

 

中でも、多治見市の市之倉地区では「さかづき」、土岐市の駄知地区では「どんぶり」を生産しており、その生産量は日本一を誇っています。

 

そもそも美濃焼とは、普段使いの食卓で用いる食器やコップなどの陶磁器の種類の一つです。ある意味、特徴がないことが特徴と言われるほど、多様な色、形が存在しています。

 

普段何気なくお店や家庭の食卓で使っている食器の多くが、実は「美濃焼」であります。長い歴史と伝統を持つ美濃焼は、食器類の生産量が全国シェアの約60%を占めており、日本の焼き物の代表といっても過言ではありません。日常生活のなかで、普通に何気なく使われ、知らないうちに生活に溶け込んでいるの焼き物、それが「美濃焼」です。

 

その美濃焼をカンバンにしているのが以下の2つ道の駅です。どちらもよくある「道の駅」のイメージは希薄で、道の駅の要件をきっちりと満たしているものの美濃焼の展示場、ミュージアムといった要素が色濃くでています。


『道の駅 志野・織部

所在地:岐阜県 土岐市泉北山町2-13-1
駐車場:普通車-38台、大型車-11台、身障者用-2台、
トイレ(いずれも24時間使用可能):男-大 2器、小 4器、女-6器、身障者用-1器
公衆電話
美濃焼ショップ「志野・織部」(9:00~- 18:00)
情報コーナー
喫茶コーナー(恵那川上屋
レストラン(10:00 ~ 19:00)
休館日 1月1日

 

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地元である志野・織部美濃焼が種類も数も豊富に勢ぞろいしています。もっとあれこれ見たいという人は、左手の階段を登って隣接する織部ヒルズへ足を延ばせば、さらに掘り出し物が見つけられるかもしれません。いろいろなお店を回るのが苦手な人は、キャラクターものから陶芸家の作品まで、ここで十分にひと通りのものを見ることができます。

 

レストランはランチメニューも豊富で、うどんとひつまぶし、天ぷらと評判も良いようですし、カフェやスィーツもお薦めです。建物の入り口前には、季節の新鮮野菜をリーズナブルなお値段で売る店も出ていてした。

 

売り場規模の割に駐車場は狭いようで、平日は駐車場も空きがありますが、休日は混雑して大変みたいで、平日のドライブコースにできればいいでしょう。

 

『道の駅 土岐美濃焼街道』どんぶり会館(愛称)

所在地:岐阜県土岐市肥田町肥田286-15
駐車場:普通車-54台、大型車-5台、身障者用-2台
トイレ:男-大 8器(3器) 小 15器(6器)、女-7器(6器)、身障者用-2器(1器)
※()内は24時間使用可能
情報コーナー
展示コーナー
レストラン(8:00 - 20:00)
特産品販売所
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)

 

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1階は美濃焼が充実した売店、B階では体験コーナーと陶芸家の作品の展示場になっていて、2階はフードコートになっています。

 

土産売場は、他の道の駅にもありそうでない全国の道の駅と連携した商品

 が並び、楽しむことができます。 二階のレストランでは、「好きなどんぶり茶わん」持ち帰りメニューやどんぶりアイスがあり、注文すると、小どんぶりがもらえます。

 

素人目にも集客努力が見られ、美濃焼では外せないところかも知れません。