懐かしの映画音楽 あなたは覚えていますか? Part2
今回も、記録映画、ラブ・ロマンス、サスペンス、冒険映画、青春映画、と様々なジャンルとなりましたが、やはり美しい音楽はいつ聞いても良いもので、映画館で観たときの感動や情景が浮かんできます。
List
1.白い恋人たち
1968年 監督:クロード・ルルーシュ、フランソワ・レシャンバック 音楽:フランシス・レイ
フランスのグルノーブルで行われた第10回冬季オリンピック(1968年)の記録映画です。1968年、五月革命でカンヌフェスティバルは中止となり、上映されるはずでしたこの映画は40年後の2008年のカンヌフェスティバルで、クラシック部門でのオープニングムービーとして上映されました。
2.いそしぎ
1965年 監督:ヴィンセント・ミネリ 音楽:ジョニー・マンデル 歌:アンディー・ウイリアムス
主題歌「The Shadow Of Your Smile」は第38回アカデミー賞の歌曲賞を受賞しました。当時、夫婦だったエリザベス・テイラーとリチャード・バートンの、結婚後の初の共演作となっています。
3.慕情
1955年 監督:ヘンリー・キング 音楽:アルフレッド・ニューマン 歌:マット・モンロー
第28回アカデミー賞歌曲賞受賞作品。 主題歌作曲のサミー・フェインはプッチーニの歌劇「蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」を参考に作曲したと言われています。
4.追憶
1973年 監督:シドニー・ポラック音楽:マーヴィン・ハムリッシュ 歌:バーブラ・ストライサンド
脚本は、アーサー・ローレンツの大学時代に体験した学生運動が元になっているそうです。
5.ロミオとジュリエット
1968年 監督:フランコ・ゼフィレッリ 音楽:ニーノ・ロータ
イギリス出身のレナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーが主演しました。登場人物の実年齢に近づけたキャスティングが行われ、さらにイタリアでロケーションが行われました。
6.第三の男
アントン・カラスのツィター演奏によるテーマ音楽や、ハリー・ライム役のオーソン・ウェルズの演技が印象深い映画でした。
7.栄光への脱出
1960年 監督:オットー・プレミンジャー 音楽:アーネスト・ゴールド
インストゥルメンタル曲としては、大ヒットとなりました。1961年ビルボード誌の年間ランキングでは第2位を記録し、後にパット・ブーンが「This land is mine...」で始まる歌詞を付け、彼自身でも歌っています。
8.ティファニーで朝食を(ムーン・リバー)
1961年 監督:ブレイク・エドワーズ 音楽:ヘンリー・マンシーニ 歌:オードリー・ヘップバーン
映画「ティファニーで朝食を」で、主演女優のオードリー・ヘプバーンが劇中で歌った曲です。ジョニー・マーサー作詞・ヘンリー・マンシーニ作曲のこの曲は、映画とともに大人気となりました。
9.太陽はひとりぼっち
1962年 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ 音楽:ジョヴァンニ・フスコ
アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティによる、大人の愛の不毛を描いた名画です。主題曲もモーリス・ルクレール楽団他、多くのバージョンがあります。
10.エデンの東
1955年 監督:エリア・カザン 音楽:レナード・ローゼンマン
ジョン・スタインベックの同名小説が原作で。 主演は、映画初出演のジェームズ・ディーンで、この作品で一躍スターの地位を不動のものにしました。